毒草名 |
ワラビ(蕨)、早蕨(さわらび)、Bracken |
学 名 |
Pteridium aqumnum KUHN var. latiusculum UNDERW. |
特 性 |
ワラビ科 ワラビ属、山菜としても有名なシダ植物。 |
花 期 |
6月 |
毒部位 |
全草 |
成 分 |
チアミナーゼ(アノイリナーゼ:Aneurinase)、プタキロサイド(Ptaquiloside:発癌性物質)、サイカシン(Cycasin)、 |
症 状 |
脚気、出血 |
石ばしる 垂水の上の さ蕨の 萌え出づる春に なりにけるかも
志貴皇子(万葉集8-1418)

-------- 冬の花わらび --------

魅力的な名前ですね。ハナヤスリ科ハナワラビ属の植物でワラビとは別物です。ワラビに似ているところからこの名が付きましたが、こういうケースって多いですね。この植物も乱採取により減少しているそうです。 |
≪MEMO≫
・ワラビ中毒
・根茎から採ったデンプンが「ワラビ粉」
・ビタミンB1を破壊する酵素「アノイリナーゼ」が含まれている。
・ネコにあげてはいけない。
・春の季語。
・蕨紋

・「岩そそぐ たるみのうへの 早蕨の もえ出づる春に 成りにけるかな」 志貴皇子(新古今和歌集) |
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